『アナザーピクニック』

 去年の秋、いつものメンバーでこの間の山へピクニックにまた行きました。秋なので散策をしながらキノコでもあればと思いあちこちキョロキョロ見回しながら、ウロチョロみんなで山を歩き回りました。結構キノコと言えるものは見つかったのですが、図鑑で見るとみんな毒キノコでした。そんなこんなでいつもみんながトイレにしている場所に、男は雉を打ちに、女はお花を摘みに行きますした。そうしましたら、去年のみんなの雲来からなんとマジックマッシュルームぽいのが生えていました。通常シュルームは牛の💩に生えるのですが、我らの💩に生えたシュルームぽいのは果たして効くのか分かりませんでしたが、取り敢えず採取して新たに雲ライもして下山致しました。
 帰ってきて、取り敢えず乾燥させました。その次の週末にはピザを頼みオレンジジュースをいただきながら、我らとネイチャーの産物のシュルームの亜種みたいなのをいただきました。そうしたら案の定段々おかしな気分になってきて、笑いが止まらなくなりトリップしてしまいました。そのうちにメンバーの一人がバッドになって、悪魔が攻めてくると言い出しました。私も段々そんな気になって、何か手段を嵩じなくてはと作戦を練りました。ニンニクやら、カボチャを彫って魔除けにするやら、色々な意見が出ましたが、最終的にはワシの立派な剥製が家にあるのですがそれを玄関の屋根に飾るということで一致し、ハシゴを使い皆で飾り付けをし悪魔を追っ払うことに成功したのでした。
 その後、宗教の勧誘やら怪しい営業なども家に来たことはありましたが、見事撃退に大成功しています。まさかもうそういう輩は、ワシの剥製のある家には来る事は無いでしょう!
 おしまい。

以上

この短編小説にはまだコメントがありません。
ぜひ一番最初のコメントを残しましょう。