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『
光の川
』
aguri
0
2
東京の満員電車は現代における一種の拷問器具だ。 詰められ、押し潰され、圧縮される。 私は満員電車が嫌いだ。 初めて東京の満員電車に乗った事は今も忘れない。 田舎の山口から上京した次の...
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『
暗い海、私は。
』
aguri
0
2
厭な事があると、私はこの海に来る。 自宅から徒歩三十分。 何の特徴も無い、ただの汚い海だ。 塵は浮いているし、水は濁った鈍色だ。 でも、私の脚は決まって此処に向く。 来るのは決...
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『
条件
』
つぶらやこーら
1
1
「ようこそ、諸君」 ほの暗く、頼りない灯りたちが照らす中、重々しい男性の声が、静かに響き渡った。この声は俺たちを統括している、責任者のものらしい。直接会ったことはない。 俺は集められ...
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『
缶詰
』
つぶらやこーら
0
3
肌寒さを感じて、はっと目が覚めた。 どうやら、うたた寝していたらしい。敷布団の上に寝転がっていたが、すっかり弾力が失われて、床より多少ましな程度の柔らかさしかない。体をよじると、ギシギシと...
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『
プラント・エイト
』
つぶらやこーら
1
3
このカフェで食事をとるのも、何回目かなとカインは思った。 クラシックな音楽が流れる店内には、五席のカウンター席と二人掛けのテーブル席が三つ。仕事前の腹ごしらえをするために立ち寄ったカインは...
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『
節約
』
つぶらやこーら
2
5
「今日も例年以上の暑さなんだってさ」 半袖、短パンといった元気な格好の妹が、俺にそう言った。服よりも髪に関心のあるお年頃らしい。腰まである黒髪を、ストレートにしている。俺はというと、タン...
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『
赤色の木々
』
しの
2
5
写真家の私は、最近どうもスランプ気味だ。 この一年は、「緑」というテーマでひたすら緑色の被写体を捉えてきたが、さすがにウンザリしてきたのだ。最近は、木の一本だって見たくない。近所の公園にすら行...
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