僕の周りにいる人たちはみんな洗脳されている。
当たり前を疑わず、全てを信じ込んでしまっている。
誰かから教わったこと、常識と言われていること、この世界の仕組み、
それらを何もおかしいと思うことなく日々を生きている。
どうして疑問を持たない?
なぜ何もおかしいと思わない?
なぜ自分が洗脳されていると気づかない?
どうしてそんな簡単に洗脳されてしまうんだ。
周りにいる人はみんな洗脳されていて、
洗脳されていない人は僕だけだ。
ひとりぼっち。
僕は洗脳されていない。
洗脳されているはずがない。
洗脳されているのはみんなだ。
あれ、そもそも洗脳ってなんだっけ?
操られること?
何かを信じ込まされること?
自分の思っていることとは違う行動をさせられること?
分からない。
洗脳ってなんだ?
本当に僕は洗脳されていないのか?
洗脳されていないと思い込まされているのか?
本当は僕がおかしいのか?
そもそも洗脳なんてものは存在するのか?
分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。分からない。
洗脳ってなんだ?
この短編小説にはまだコメントがありません。
ぜひ一番最初のコメントを残しましょう。