『私はタイトルってその作品の顔だと思うんだけどここがビシッと決まらないと私も読む人もモヤモヤする』

私は普段あまり人と話さない。最低限の会話とコミュニケーションで済ませてしまうことが多々ある。

理由は単純に疲れてしまうからだ。対人関係のみならず基本的に私は面倒くさがりでやらなくて良いことはやらないタイプだ。

自分で断言するものではないと知りながらも同時に何も間違ってはいないと思う。

ダメ人間だなと自覚？しながら日々を生きている。まだ高校生なので昼間は高校に通わなければいけない。それも最近は面倒になりつつある。

こんな雑な私だけれども友達がいないわけじゃない。ただあまり話が合わない。

いや正確には趣味の話が合わない。私の趣味は特殊では無いはずなんだけど周りに同じ趣味の人はいなかった。

別に変わった趣味ではない。私の趣味はネット小説を読み漁ることだ。ネット小説について周りで理解してる人はほとんどいない。

むしろパソコンやスマホを開いてまで文字を読むのが苦手なタイプが多い。

最近のネット小説の異世界転生率の高さや俗にいうチート系主人公やハーレムルートなどが非常に多いことについてモヤモヤしている私の悩みを理解してくれる人は一人もいなかった。

いや分かるよチートしたいの、でもさ異世界行けた喜びをほったらかしにして女の子と仲良くしようとするその心がよく分からない訳なのですよ。

あと事故から物語が始まるあの展開。

は大好きなんです。でも戻れないならチートして生きていくみたいなのがよく分からない。

知識を生かして生活するのも確かにチートと言われたらチートなのだけどまだ良しとして、授かった能力を使ってハーレムを目指すっていうのが多すぎて嫌なのよね。

他のことになら熱くならない私もネット小説に関しては語りたくなってしまう。

ちなみにアニメ化はどちらかというと賛成派、知ってもらうキッカケになるのが大きい。

でも細かい部分に関してはあまり自分の考えを言わないようにしている。

私はあくまでネット小説にしか興味が無い。書籍化に関しては食いつくタイプなのだけれどアニメ化に関しては基本ノータッチである。

さっき賛成派って言ってしまったけどさ。

話を戻すとハーレムルートを目指す主人公の異世界転生ファンタジーはもうお腹いっぱいなのです。

タイトルですぐ分かってしまう。内容が面白い、書き方がどうとかじゃなくてお腹いっぱい。

なら書いてしまえ、変えるキッカケを作ろう

私はこの現状に関して終止符を打つと決意しました。

決意してから即行動、読むタイプか書くタイプかと聞かれると読むタイプですが動かないと何も始まらない。

さっそく愛用しているネット小説サイトを開いて新規作成のボタンを押した。

文章力より書くのが大事。ある程度は頭の中で決まっていた。

テーマはファンタジー、剣1本で魔物に立ち向かっていく1人の騎士のお話にしようかな。

テーマが決まったので次はタイトルを決めよう。

タイトルが決まれば細かい内容も自ずと決まっていくはず

私はタイトルってその作品の顔だと思うんだけど

ここがビシッと決まらないと私も読む人もモヤモヤするから1番時間がかかる場所だと思うんだ。

でもしっくりくるものがなかなか出てこない。

今相談に乗ってくれる人がそばにいて欲しい。雇いたいレベル。話せる友人が欲しい。

結局タイトルは決まらないまま夜が更けていった。

睡魔には勝てない。日を改めて明日になったら何か良いアイデアが思いつくだろう

そして私の思いが誰かに伝わりますようにと