『事件簿No.4 少年の父からの依頼』

 読者の皆様しばらくです。この事件簿を書くにあたって、少年の父に危害が加わらないようにほとぼりを冷ましていました。では金我 大事君のお父さん泰造さんの依頼のついて書かしていただきます。
 クラリネットの件も一件落着し、しばらく平穏な生活を送っていましたら、何とニュースで、金が君のお父さんが付いていた代議士が、賄賂を受け取った贈収賄の罪に問われていると報じられました。筆者は大事君のことを思い出しこの先どうなるのかと思っていました。
 そこに突然筆者のガラ携に着信がありました。大事君のお父さんです。内容は思った通り贈収賄のスケープゴートにされそうだから助けて欲しいとのことでした。筆者は早速駆けつけ事件の成り行きを一緒に見守っていく約束をしました。そうしたら何とある党の方が現場を押さえた盗聴テープをどう入手したのか暴露してしまいました。そこで筆者は声紋のチェックを警察に依頼し、泰造さんのアリバイをゲットしました。泰造さんはホッと胸をなでおろし、政治ヤクザまがいのこんな危ない事務所はやめ、真っ当に生きると言ってケツをまくって、現在は知り合いの通信建設業者で働いています。代議士の方はどうなったかはここでは言及を避けたいと思います。
 まあ、めでたしというか大事少年も元気で頑張れるでしょう。では次回。

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