『事件簿NO.6 ストーカー』

チョット前のことです。外人のスコット ヘンランドさんからメールを頂きました。内容は変なおじさんに付きまとわれてストーキングされているので、助けて欲しいとのことでした。筆者は快く了解し、捜査に乗り出しました。
 スコットさんと行動を共にしていると、早速変なおじさんが付きまとってきました。ので、筆者は素早く捕まえて、何でストーキングしているのかと、問いただしたところ、ストーカーの韮澤さんは、スコットさんが宇宙人であるから正体を暴くと言いました。筆者は、普通のアメリカ人にしか見えない、スコットさんを宇宙人だなんて、困ったやつだと思いました。
 分けをスコットさんに話して、まあそう言う事だからしばらく付き合ってくれと言うと、スコットさんはO.K.と言いました。
 そんなある日、3人で横断歩道を渡っていると、いきなり暴走車が韮澤さんめがけて突っ込んできました。「危ない!」筆者叫びました。韮澤さんは恐怖に駆られて立ちすくんでいます。その瞬間、スコットさんがいきなり暴走車を身を呈して素手で受け止め、脇にほん投げて、韮澤さんを救い、おもむろに全身タイツのようなのに着替えると、西の空ん向かって飛んで行ってしまいました。韮澤さんと私は、何があったのか飲み込めないでしばらくいましたが、韮澤さんは、顔を紅潮させて、私に自分が正しかったとでも言いたげな様子でした。
 韮澤さん、はもうストーキングをする相手もいないし、自分が証明されたので満足だといい、その場を去って行きました。私も何だかいい気分になって、帰路につきました。
 では、また次回!

この短編小説にはまだコメントがありません。
ぜひ一番最初のコメントを残しましょう。