『クレイジー』

噛みつきたくて噛みつきたくて噛みつきたくて、自分の心の汚い汚い汚いところで、欲求という名の泥が疼くのを、感じた、

時には遅かった

彼女の白い白い白い首筋に、醜い歯形がくっきりと浮かび上がる
その凸凹に内出血した青い筋が転々と散っていた

指でなぞってみる
きれいきれいきれいだね、

これでもう、彼女は、僕の僕の僕のもの、

なんかにならないって、知っている、知ってるんだ

甘くキリキリ背徳、痺れる文章

コメントありがたいです:)