『遭難』

何日経っただろうか

場所は雪山。日帰りでの登山のはずがとんだ災難だ

今はずっとどこだか分からない洞窟に居座っている

むやみやたらに動くのは危険との判断でこうしているが、そろそろ食料が尽きる

不幸中の幸いではあるが、遭難したのは私一人ではなかった

彼がいなければ私はとっくの昔に死んでいただろう

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