皆さんお久しぶりです。長野のピンカートンことリカーウェルのジャスです。今日は皆さんに。助手で入った新人のガテマル君を紹介します。
ガテマル君との出会いと言っては何ですが、職安に助手の求人を出していたところ、面接にやってきただけの事ですが、おもしろい奴だったので採用したのです。初対面でガテマルですと名乗ったので、何でガテマルなの?と聞くと、コーヒーのガテマラが好きで、毎日シアトル系のカフェに行ってはガテマラを頼んで、午後にはお代わりに行く事から、友人に付けられたニックネームだそうです。探偵を自分で天職と考え、志望してきた分けです。“コーヒーの他にカレーも詳しいんですよ!毒を入れるならコーヒーかカレーですからね。味がごまかせますからね!”と言っていました。何でも、シャーロック・ホームズの書いた毒に関する論文と、“99通りの毒殺の仕方”という本を読んで、そっちの方はかなり詳しいそうです。冗談で“下の方もガテマラなの?”と聞くと、急に元気を無くし、“そうなんです。ガテマラで彼女もいないんです”と寂しそうに答えてくれました。そんなガテマラ君ですが、以後よろしくお願い致します。以下、ガテマラに挨拶させます。私はこれで!また宜しくお願いします。
“皆さん!私が只今ご紹介に預かりましたガテマルです!この職業を選んだ理由は、生来正義感が一般の皆さんよりかなり強いという事と、推理小説が好きで是非主人公の様に大活躍したいと思い、この事務所に志望しました。今後、所長のジャスさんを助け、1日でも早く一人前の探偵になり、世間の皆様から名探偵として慕われる人財になりたいと思います!また、依頼主のご依頼に誠意を持って取り組み、どんな難事件でも解決し、その後は深く愛される探偵になれれば、此れ幸いと思います。どうぞ皆様これから私ガテマルは勿論、引き続きリカーウェル探偵社を宜しくお願い致します‼︎以上、有り難う御座いました。”
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