どうしても、どうしても、あの丘から入れない。
あの柔らかな曲線、美しすぎる。
憧れの存在なんだ。
いつも、あの丘の側を通るといい匂いがするんだ。
甘い匂い。
しかし、やはりあの丘からは入れない。
遠くから見ているしか無いんだ。
次の停車駅は何処だろ?
正常に動いているのかね?
まぁ良いか、別に未来なんて無いんだから。
駅に着いたらエスカレーターに乗ろう。
そうでないとおかしくなるよ、
そうしよう。
見た目の柔らかさとは裏腹にとてもトゲがあるからね。
諦めてもっと違う意味でグッとくる、スポットを当てて行こう。
天気も良いわけだし、言い訳もしたく無いし。
思い出した、ルックスもある。
が、スタイルもある。
無理せず、過ごしたい。
そういうわけだから。
ほな!
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