どうやら知らない間に居眠りをしてしまっていたらしい。
心地よく小川がせせらぎ、レンゲが咲き乱れる場所に横たわっていたら仕方がない。
それを目が覚めた今、改めて思った。
どんな夢を見ていたっけ。
確かあの人の夢を見ていたような気がする。
夢のあの人は私に「元気かい?」と聞いてくれたような気がする。
でも手を振っていた。
離れて行くのか、近寄って来るのか。
そんな夢から覚めた今 、年甲斐もなく、歳には勝てない。
涙もろくなったものだ。
緩やかと流れ行く風の中を、一人で歩き進める。
すると現れるのは、かつて私が大好きだった草原があるに違いない。
そこに辿り着いたら寝転んでみたいものだ。あなたとの思い出と共に。
ほな!
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